照明には様々な効果があり、色々な場面で使用されています。特に、テレビに出ている女優は照明が命と言われるほど、照明の効果は大きいものがあります。こちらでは、演劇と照明効果の関係についてご紹介します。
・ 顔の印象を変える照明の力 ・
懐中電灯を下から当てて、幽霊の真似をした経験がある方は大勢いらっしゃるでしょう。太陽の光、家の中の照明など、人は上から光を浴びることが多く、下からの光に慣れていません。そのため、下から懐中電灯を当てたときの陰影が、「怖い」表情に見えてしまうのです。
逆に、照明を当てる角度によって、艶や立体感を出すことができ、美しく見せることもできます。印象を大きく変えることができる照明の力を理解することで、より良い場面や表現を作り出すことができるでしょう。
・ 照明と演劇 ・
テレビの女優と同様、演劇を行う上でも照明は非常に重要です。役者を照らす照明は、ただ明かりを提供するだけでなく、照明を使って役者の表現をより引き立たせたり、雰囲気を作るなど、様々な役割があります。
そんな中でも、特に重要な役割は、役者の顔をお客様がしっかりと見えるようにすることです。表情が見えない、または見えにくい状態では、お客様に感情が伝わりづらくなってしまい、芝居の面白さが半減してしまう可能性があります。
そのため、演劇を行うときはもちろん、演劇の練習をするときも照明を意識して行うことが大切です。貸しスタジオの宮益坂十間スタジオでは、ベースライトだけでなく、調光可能なスポットライトを完備しております。
・ 色の効果 ・
照明の色は大きく分けて昼白色、昼光色、電球色に分かれています。
< 昼白色 >
青みがかかった白で、光を強く感じます。はっきいりと全体を見せる効果があり、集中力が増したり、脳を活性化させる効果があります。
< 昼光色 >
昼光色は、白色そのままの光です。部屋や物のそのままの色を表すことができますが、昼白色や電球色のような、色の効果は少ないです。
< 電球色 >
オレンジ色で温かい光の電球色は、リラックス効果があると言われています。寝るときに使用する豆電球は、電球色が使われていることが多いです。他の光に比べると暗く感じます。
演劇の稽古で貸しスタジオを利用するときも色の効果を意識すると、より効果的に練習をすることができるのです。
渋谷で貸しスタジオをお探しの方はぜひ宮益坂十間スタジオをご利用下さい。写真撮影、演劇の稽古場、ダンスのレッスン場など、様々な用途でご利用頂けます。